3. 触らなくても見られる情報
2019年12月以降、世界は新型コロナウイルスの驚異に包まれ生活様式が一変しました。不特定多数の人が触るフリーペーパーやパンフレットがスタンドから無くなり、人々は接触を避けて過ごさざるを得なくなりました。
そのような状況の中、弊社サービス「Wisebook」をご利用中のお客様の中では、紙媒体のみで配布している情報の電子化がいっそう進む傾向にあります。旅行会社様ではパンフレットを完全にデジタルカタログに切り替え、タブレットで見せたりQRコードを案内するようになった例もあります。
ライブラリ機能
Wisebookにはライブラリ機能があり、一つの観光案内所のパンフレットを全て見られる本棚をウェブ上に作成することができるため、このような旅行関連の事例でもご利用いただいています。また、QRコードを発行する機能もあり、非接触でパンフレットをお客様にご案内するのに役立っています。
持ち歩けるという点でも非接触で見られるという点でも、スマホで見られるデジタルカタログは旅行者にとって非常に便利なのです。
株式会社JTB総合研究所による調査では、スマホ利用においてアプリではなくブラウザを優先に考える意見が半数を占めたという結果も出ています。ブラウザの方が動作が軽い、容量を圧迫しないなどの意見があり、この点もデジタルカタログの特長と一致しています。
4. 見やすいだけでは終わらない!デジタルならではの情報分析
チラシやパンフレットを手に取る人は、どんな情報に興味を持つのでしょうか?
Wisebookをご活用いただいている「桶狭間古戦場」では、1560年の桶狭間の戦いの舞台となった現・桶狭間史跡のマップをデジタルブック化して公開しており、ページの中で何度も拡大された場所(=多くの人に注目されている場所)を簡単に把握できる「ヒートマップ機能」を分析に役立てています。
Wisebookのヒートマップ機能による解析です。何回も拡大された場所が赤や黄色で表示されており、地図部分がよく見られていることが分かります。
紙で配布する資料はクーポンの利用率などでしか旅行者のリアクションを確認できず渡したきりになってしまいがちですが、デジタルブックであればページごとのアクセス数を解析したり、ヒートマップ機能で注目されているコンテンツを分析することができ、今後の改善に役立てていくことができます。
5. デジタル観光案内所のすすめ
インターネットは既に十分に社会に浸透していますが、それに加え今後はスマホを持っている世代の年齢が上がっていき、若年層から高齢者層まで等しくスマホを活用する時代がやってきます。そのような人たちに向けて、地元情報をウェブに掲載することで、地域の魅力をアピールすることができます。
これまでは観光案内所のみに置いていた地元情報を
電子化してみませんか?
デジタルブックだと何が便利なのか?
どのような機能があるのか?
などについては以下のページでご紹介しています。
ぜひご一読ください。