動画と音声で、めくって学ぶ! ~教材電子化で進むICT教育~

はじめに

2020年から検定済み教科書のデジタル化を行う事ができるようになりました。

しかし、

「教材のデジタル化とは言うけれど、タブレットも普及していない今はICT教育が進まない」

と思われていませんか?

最近ではデジタル機器の普及を推進するために、GIGAスクール構想という計画も進んでいます。

今回はますます需要が高まる、教材電子化のメリット、デメリットについてご紹介します。

教材電子化を行うメリット

1.持ち運ぶ資料を軽くできる

私が小学生だったころは、ランドセルに教科書を入れて持ち歩くことが当たり前だったので、

各教科ごとに教科書・ノート・資料集を持ち歩くと、1日に持っていく教材が10冊を超えることもありました。

分厚い資料集や、教科別の教科書を持ち運ぶだけで疲れてしまいます。

教材の電子化を行うことでタブレット一つに資料をまとめることができ、持ち運びやすくすることができます。

2.音声・動画コンテンツを紙面上に掲載できる

教材の電子化を行うことで、音声や動画コンテンツを電子教材上に掲載することができます。

英語の授業を例に挙げると、リスニングの課題を行う際にはCDやCDプレーヤーなどのメディアが必要でした。

しかし電子教材を利用することにより、文字で見る・音で聞くという2種類の方法で同時に学ぶことが可能になります。

また教科書から資料集の該当ページに遷移するリンクを貼り、さらに詳しく学ぶことが出来ます。

3.生徒の学習情報を確認できる

生徒情報のデータベースと教材の閲覧情報を連携させ、生徒の学習情報を把握することが可能となります。

重点的に閲覧されている部分は関心の高い部分だから説明を多くする、

何度も読み返されている部分は理解に時間がかかっている部分なので、宿題を増やして知識の定着を図るといった使い方が考えられます。

教材電子化を行うデメリット

1.インターネット環境の整備が必要となる

タブレットを調べ学習等のためにインターネットに接続して利用するためには、安定した接続環境を整備する必要があります。

2.アプリケーションを勝手にインストールされる恐れがある

学校・学習塾などの教育機関が提供している学習用タブレットに、不正な手段で娯楽用のアプリケーションがダウンロードされてしまう可能性があります。

3.書く学習が大幅に減る可能性がある

タブレットのドリルでは問題の正しい回答を選ぶ形式が中心となっているため、記述式問題へ取り組む回数が大幅に少なくなる可能性があります。

4.電気がない環境下での学習が困難になる

タブレットという端末の特性上、安定して電気を供給できる環境下のみで利用可能です。

したがって停電などのアクシデントが発生した場合に、学習がストップしてしまう恐れがあります。

教材電子化から始めるICT教育

ここまで教材電子化を始めた際のメリット・デメリットについてお話してきました。

改めて導入した際のメリットについておさらいします。

・持ち運ぶ資料を軽くできる

・音声・動画コンテンツを紙面上に掲載できる

・生徒の学習情報を確認できる

スマートフォンやタブレットなどの電子端末の広まりにより、これからますますいつでも・どこでも学べる電子教材の需要は高まることが予想されます。

「使い方がわからない」「子供に使わせるのは心配」という意見があるかと思いますが、

授業の一環として電子教材を使うことが、ITリテラシーについて学ぶきっかけになるという側面もあると思います。

私個人の意見として、ICT教育が広まることで、より生徒が楽しく学びを深めることができる未来が訪れることを願っております。

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