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旅行者は情報収集にウェブを活用!デジタル観光案内所のすすめ

どこかへ旅行したいと思ったとき、皆さんは「何を」「どうやって」調べるところから始めますか?

行きたい場所、食べたいもの、買いたいお土産、経験したいこと……
旅行の内容を想像していると、次には様々な疑問が浮かんでくると思います。

  • 有名な観光スポットはどこだろう?
  • 観光地へアクセスの良いホテルはどれだろう?
  • 地域の特産品を楽しめる料理は何だろう?
  • 期間限定のイベントは無いか?

旅行者がこのような情報を集めるには、ウェブで検索する、旅行会社でパンフレットをもらう、情報誌を買う、知人に聞くなど様々な方法がありますが、中でも最近ではウェブを活用する人が増えてきています。

そのため旅行代理店や自治体などでも、PCやスマホを使って調べられるように、地域の情報をデジタル化してインターネット上で公開する動きが強まっています。

地域には、ネットにない情報がたくさんあります。
観光案内所のパンフレットには載っているものの、それをすべてインターネットに掲載することは出来ていないまま、パンフレットの在庫が切れてしまうことなどもよくあります。
しかし、パンフレットをデジタルブック化すれば、地域情報の需要と供給が噛み合い、地域のことを知りたい人たちに広く情報を届けられるようになるのです。

デジタルブック化というと難しい印象を受けるかもしれませんが、チラシやパンフレットなどの印刷物のPDFファイルがあれば誰でも簡単に作ることができます。PDFは紙をスキャンしたものでも構いません。

地域の魅力をPRするために、
デジタル観光案内所を作ってみませんか?

この記事では、国内外の旅行者がどの程度インターネットを活用しているか、どのように情報収集して旅行に赴くか、旅行者が期待している情報は何かなどを、観光庁や総務省の調査データを参考にしながらご紹介します。

1. 国内のインターネット利用率は8割、最も多いのはスマホ

1. 国内のインターネット利用率は8割、最も多いのはスマホ

日本国内におけるインターネットの利用率は、総務省のデータによると8割前後を推移しています。実際に自分の周りを見回してみてもインターネットを利用しない人は中々いないのではないでしょうか。

インターネット利用率の図表

インターネット利用率
出典:「令和3年版情報通信白書」(総務省)※PDF

またインターネットを利用する際に使う機器は、2010年を境にモバイル端末(PHSなどを含む)がPCよりも多くなっており、直近2020年の細かい内訳ではスマホが最多となっています。スマートフォンの性能が上がったことや、購入しやすい価格帯まで様々な機種が出揃ったことから、身近なものとして普及したことが要因となっていると考えられます。「スマホとタブレットで事足りるのでPCは持たない」といった人も一定数いるでしょう。

インターネットを利用する際の利用機器の割合の図表
インターネット利用端末の種類の図表上:インターネットを利用する際の利用機器の割合
下:インターネット利用端末の種類
出典:「令和3年版情報通信白書」(総務省)※PDF

インターネットを利用でき手軽に持ち歩けるスマホが普及したことで、旅行者は旅行前や旅行中の情報収集をスマホでするようになったと推測できます。

2. 外国人旅行者の情報収集

情報収集のイメージ画像

国内では今後いっそう旅行にスマートフォンが活用されそうだということが分かりました。
では、国外の旅行客はどのように情報収集をしているのでしょうか?

観光庁による訪日外国人の消費動向調査では、「出発前に得た旅行情報源で役に立ったもの」のトップをSNSや個人ブログが占め、自国の親族・知人と続いた後に口コミサイト、動画サイト、旅行会社ホームページと、ウェブ系の情報源が続いています。

旅行会社のパンフレットは6.8%で、旅行会社サイト14.3%の半分以下になっており、海外でも旅行の情報収集にはウェブを積極的に活用していることが分かります。

出発前に得た旅行情報源で役に立ったものの図表、日本滞在中に得た旅行情報で役に立ったものの図表
出典:「訪日外国人消費動向調査 2019年年次報告書」(観光庁)※PDF

また、「日本滞在中に得た旅行情報で役に立ったもの」では交通手段に次いで飲食店、宿泊施設、観光施設、無料Wi-Fiと続き、訪日後もインターネットを利用していることが分かります。有料のWi-Fi端末を使う旅行者もいることから、多くの人が訪日後にネットを使ってホテルや飲食店の情報を集めていると考えられます。

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